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ニッサン サニークーペ[1968]

このクルマには完全にマイッタ。先にデビューして好評を得ていたニッサンのファミリーカー、サニー(この車名は一般公募でネーミングされた。こどもながらにオレも応募した)のセダンをベースに遅れて発表されたのがこのクーペ。日本で初めてといえる本格ファストバック(当時アメリカで大流行したリアをスムーズに傾斜させたスタイル)のスポーツクーペは目の醒めるようなカッコよさで、少年だったオレの心を完全に虜にした。
このクルマの大ヒットで、ライバルのトヨタカローラもすぐに「スイフトバック」というちょっと中途ハンパなスタイルのスプリンターを送りだした。

今あらためて見てみるときわめて単純なスタイルでフロントガラスとの傾斜のバランスもイマイチのような…。しかし当時のクルマの中ではダントツに洗練されていたことは確か。

インテリアの造型は基本的にセダンと共通だが、ブラックとシルバーを基調としたメーターパネルには円形のメーター類(タコメーターもオプション可)が並び、スポーティーさを演出していた。

サニークーペのいちばん魅力的なアングル。シンプルなリアランプのデザインと円形のエンブレムのレイアウトがすごく印象的。街でこのリアスタイルを見かけると、うっとりと見つめたもんだゼ。
給油口もナンバープレートの裏に隠すなど、オシャレに徹底していた。

リアゲートが大きく開くファストバックの利点を活かして、かさばる荷物も積めるシートアレンジを実現していた。これも当時としてはかなり先進的な装備。
インテリアはチェック柄も選べた。ナントおしゃれ!

スポーツ仕様に仕立てられるオプションも豊富。砲弾型ミラー、フォグランプ、ウッドステアリング、そして大胆なボディストライプでキマリ!オレも手に入れたクルマをみんな、こんなふうに改造したものサ。もちろんプラモで…。

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